コンクリート圧送業は、コンクリートミキサー車によって建設現場に搬入された生コンクリートを、コンクリートポンプ車を使用し、油圧による圧送で型枠内に生コンクリートを送る専門工事業です。
その中で、品質の変わりやすい生コンクリートを圧送する為、十分な経験と知識・高度な技術が不可欠の為。弊社では専門的な資格を習得し皆様の要望に対応いたしております。
コンクリート圧送基幹技能者は、コンクリート圧送作業に係る技術・技能だけでなく、コンクリート工事全般に対する施工管理能力、調整能力、指導能力、幅広い専門知識を有する者に与えられる資格で、2005(平成17)年に制定されました。2008(平成20)年からは、国土交通大臣の認可を受け、建設業法施行規則に定める登録基幹技能者制度へと移行しています。
コンクリート構造物の施工の中核を担う登録コンクリート圧送基幹技能者への評価は高く、土木学会の「コンクリート標準示方書(施工編)」や日本建築学会の「コンクリートポンプ施工指針・同解説」では、登録基幹技能者の配置とその指示の下で施工を行うこと、高度な技術を要する圧送作業においては登録基幹技能者と協議の上、圧送計画を作成することが明記されています。
現在、全国で468名の登録コンクリート圧送基幹技能者が誕生、活躍しています。 登録コンクリート圧送基幹技能者の活躍により、建設工事における技術提案、施工効率の向上、品質の確保、労働災害防止に大いに効果を発現できるものと期待しています。
コンクリート圧送施工技能士とは?
コンクリート圧送施工技能士の仕事
コンクリート圧送施工技能士とは、建設建築の施工現場にて、コンクリートをポンプで流し込む圧送を行う技術者の事を言います。
コンクリート圧送施工技能士を名乗るためには、国家資格であるコンクリート圧送施工技能士取得が必須です。この資格は1級、2級に分かれていて、いずれにしても受検するには所定の現場での実務経験が必要です。また、この国家資格を取得すると、職業訓練指導員(建築科)の実技試験は免除されます。試験内容は、コンクリートポンプ車の能力や圧送計画など実務に関わる専門知識を問われる学科と、フレッシュコンクリート状態の判定や、コンクリートポンプ車の操作、部品の名称や機器の選定などが問われる専門技能に分かれています。
合格率は非常に低く、難易度の高い国家資格と言えるでしょう。 コンクリート圧送施工技能士資格取得後は、現場で技能士として活躍する事が出来ます。 多くのスタッフとの連携作業を行う事もあり、協調性がある事が求められます。 またハプニングの発生に対しても冷静な判断力で対応出来る人材に適正があります。
労働安全衛生法では、厚生労働省が定める危険かつ有害な業務に労働者を就かせるときは、その業務に関する安全または衛生のための特別の教育を行なわなければならないことが定められています(労働安全衛生法第59条3項)。
現在、コンクリート圧送作業に従事する者は、労働安全衛生関係法令に基づく、「車両系建設機械(コンクリート打設用)の作業装置の操作の業務に係る特別教育」を修了することが義務づけられています。
有限会社ナガポンSでは代表 長津賢一自ら新CFT講師資格を取得し、社内にて職長、全ての作業員の安全に対する意識向上、労働災害防止に取組み 日々教育・指導を行なっています。
- 新CFT講師養成講座について -
建設業における専門工事業者が、関係請負人として工事を担当する時に選任される、職長及び安全衛生責任者が行う職務として、統括安全衛生責任者や他の請負人との作業間の連絡調整、労働者に対する指導・監督の方法、作業場所の保守管理、リスクアセスメント等を的確に遂行することができるように、職長及び安全衛生責任者教育を担当する講師を養成することを目的としています。
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